中学英文法

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be動詞の過去の文

1. ...は...でした。(be動詞の過去の文:普通の文)

I was a soccer player.

私はサッカー選手でした。


ここでは、be動詞の文の場合で、「過去の話」をする表現を学びます。


1.私は...でした。

次のふたつの文を比べてみてください。

音声を聴くI am  a soccer player.   私はサッカー選手です。(今の話)
音声を聴くI was a soccer player.  私はサッカー選手でした。(過去の話)

ひとつ目の文は「...は...です。」という文です。

この文に使われているamは「です」という意味の言葉でしたね。

ふたつ目の文はamの代わりにwasが使われています。

wasは「でした。」という意味の言葉で、過去の話をする時に使われます。

ですから、この文は「...は...でした。」という意味になるのです。


英語で言葉を並べる順番をもう一度確認しておきましょう。

ひとつ目の文を詳しく見てみると、次のようになっています。

 I  / am /a soccer player.  (今の話)
私は/です/サッカー選手

ふたつ目の文を詳しく見てみると、次のようになっています。

 I  / was / a soccer player. (過去の話)
私は/でした/サッカー選手

つまり、「私は~でした」は I was ...で表します。


2.彼は...でした。/彼女は...でした。

次のふたつの文を比べてみてください。

音声を聴くHe is  a baseball player.   彼は野球選手です。(今の話)
音声を聴くHe was a baseball player.  彼は野球選手でした。(過去の話)

ひとつ目の文は「...は...です。」という文です。

この文に使われているisは「です」という意味の言葉でしたね。

ふたつ目の文はisの代わりにwasが使われています。

wasは「でした。」という意味の言葉で、過去の話をする時に使われます。

ですから、この文は「...は...でした。」という意味になるのです。


英語で言葉を並べる順番をもう一度確認しておきましょう。


ひとつ目の文を詳しく見てみると、次のようになっています。

 He / is / a baseball player.  (今の話)
彼は/です/野球選手

ふたつ目の文を詳しく見てみると、次のようになっています。

 He / was / a baseball player. (過去の話)
彼は/でした/野球選手

つまり、「彼は~でした」は He was ...で表します。

彼女は...の場合も同様です。

つまり、「彼女は...でした」と言いたい場合は、She was ... で表します。


3.あなたは~でした / あなたがたは~でした

次のふたつの文を比べてみてください。

音声を聴くYou are  a student.  あなたは学生です。(今の話)
音声を聴くYou were a student. あなたは学生でした。(過去の話)

ひとつ目の文は「...は...です。」という文です。

この文に使われているareは「です」という意味の言葉でしたね。

ふたつ目の文はareの代わりにwereが使われています。

wereは「でした。」という意味の言葉で、過去の話をする時に使われます。

ですから、この文は「...は...でした。」という意味になるのです。


英語で言葉を並べる順番をもう一度確認しておきましょう。

ひとつ目の文を詳しく見てみると、次のようになっています。

  You   /are /a student.  (今の話)
あなたは/です /学生

ふたつ目の文を詳しく見てみると、次のようになっています。

 You   / were /a student. (過去の話)
あなたは/でした/学生

つまり、「あなたは...でした」は You were ...で表します。


ところで、youには「あなたは」という意味の他に、「あなた方は」という意味もありましたね。

次のふたつの文を比べてみてください。

音声を聴くYou are  students.  あなたがたは学生です。(今の話)
音声を聴くYou were students.  あなたがたは学生でした。(過去の話)

つまり、「あなた方は...でした」と言いたい場合は、You were ... で表します。


4.それは...でした

次のふたつの文を比べてみてください。

音声を聴くIt is  my bike.  それは私の自転車です。(今の話)
音声を聴くIt was my bike.  それは私の自転車でした。(過去の話)

ひとつ目の文は「...は...です。」という文です。

この文に使われているisは「です」という意味の言葉でしたね。

ふたつ目の文はisの代わりにwasが使われています。

wasは「でした」という意味の言葉で、過去の話をする時に使われます。

ですから、この文は「...は...でした。」という意味になるのです。


英語で言葉を並べる順番をもう一度確認しておきましょう。

ひとつ目の文を詳しく見てみると、次のようになっています。

  It  /is / my bike.  (今の話)
それは/です/私の自転車

ふたつ目の文を詳しく見てみると、次のようになっています。

  It  / was / my bike.  (過去の話)
それは/でした/私の自転車

つまり、「それは~でした」は It was ...で表します。


5.彼らは...でした / それらは...でした

次のふたつの文を比べてみてください。

音声を聴くThey are  happy.  彼らは幸せです。(今の話)
音声を聴くThey were happy.  彼らは幸せでした。(昔の話)

ひとつ目の文は「...は...です。」という文です。

この文に使われているareは「です」という意味の言葉でしたね。

ふたつ目の文はareの代わりにwereが使われています。

wereは「でした。」という意味の言葉で、過去の話をする時に使われます。

ですから、この文は「...は...でした。」という意味になるのです。


英語で言葉を並べる順番をもう一度確認しておきましょう。

ひとつ目の文を詳しく見てみると、次のようになっています。

They  /are /happy.  (今の話)
彼らは/です/幸福な

ふたつ目の文を詳しく見てみると、次のようになっています。

They  /were /happy.  (過去の話)
彼らは/でした/幸福な

つまり、「彼らは...でした」は They were ...で表します。


ところで、theyには「彼らは」という意味の他に、「それらは」という意味もありましたね。

次のふたつの文を比べてみてください。

音声を聴くThey are  my books.  それらは私の本です。(今の話)
音声を聴くThey were my books.  それらは私の本でした。(過去の話)

つまり、「それらは...でした」は They were ...で表します。


6.まとめ

「...は...です。」という「今の話の文」と、「...は...でした。」という「過去の話の文」ではbe動詞の形が変わります。

今の話 →過去の話

is → was

are → were

am → was

のように変わります。

ですから、例えば、

This is exciting.    (これはエキサイティングだ。:今の話)

This was exciting.    (これはエキサイティングだった。:過去の話)

のようになるわけです。

また、例えば、

Judy is a basketball player.    (Judyはバスケットボールの選手です。:今の話)

Judy was a basketball player.    (Judyはバスケットボールの選手でした。:過去の話)

となります。

また例えば、

Tom and Bob are friends.    (TomとBobは友達です。:今の話)

Tom and Bob were friends.    (TomとBobは友達でした。:過去の話)

のようになるわけです。


それでは練習問題を解くことにしましょう。

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