中学英文法
Which do you ..., A or B?
あなたはどちらを...しますか、AそれともB?
「which」は「どちらを」という意味の言葉です。
「or」は 「または」という意味の言葉です。
「どちらを」を尋ねる文の作り方をいくつか例文を使って学ぶことにします。
Which do you want, tea or coffee?
あなたはどちらをほしいですか、お茶それともコーヒー?
まず、「or」という言葉の使い方を学んでおきます。
さっき述べたように、「or」は「または」という意味の言葉です。
例えば、
tea or coffee で「お茶またはコーヒー」という意味です。
質問する文で使うと、「お茶、それともコーヒー?」と尋ねている感じになります。
また例えば、
a dog or a cat で「(一匹の)犬または(一匹の)ネコ」という意味です。
質問する文で使うと、「犬、それともネコ?」と尋ねている感じになります。
それでは、普通の文をもとにして、質問する文、さらに「どちらを」を尋ねる文を作ってみることにします。
いま、お茶かコーヒーを飲もうとしているところだと思ってください。
そして次の3つの文を比べてみてください。
You want tea. あなたは(コーヒーではなく)お茶が欲しい(よね)。
Do you want tea? あなたは(コーヒーではなく)お茶をほしいですか?
Which do you want, tea or coffee? あなたはどちらを欲しいですか、 お茶 それともコーヒー?
一番目の文は「普通の文」、二番目の文は「質問する文」、三番目の文は「『どちら』を尋ねる文」です。
「普通の文」の一番前に「Do」という言葉をつけ、あとはそのままの順に言うと「質問する文」になるのでしたね。
では、「質問する文」から「「どちらを」を尋ねる文」を作るにはどうするのでしょう。
「どちらを」を尋ねる人は、もちろん、「お茶を」欲しいということを知りません。そこで、「質問する文」の"tea(お茶)"の部分を"which(どちらを)"にかえます。
そして which を文の一番前に持ってきます。
さらに文の最後に「, tea or coffee?(お茶、それともコーヒー?)」のように続けます。
そうすると「どちらを」を尋ねる文が出来上がるのです。
ではいくつか例文を学ぶことにしましょう。
Which do you like better, a dog or a cat?
あなたはどちらをより好みますか、犬それともネコ?
まず、better という言葉の使い方を学んでおきます。
「better」は何かと何かを比べている時によく使われる言葉です。
「より...です」という感じを出すために使われます。
では、普通の文をもとにして、質問する文、さらに「どちらを」を尋ねる文を作ってみることにします。
いま、犬とネコの話をしていると思ってください。
そして次の3つの文を比べてみてください。
You like a cat better. あなたはネコをより好みます(よね)。
Do you like a cat better? あなたはネコをより好みますか?。
Which do you like better, a dog or cat? あなたはどちらをより好みますか、犬それともネコ?
一番目の文は「普通の文」、二番目の文は「質問する文」、三番目の文は「『どちら』を尋ねる文」です。
「普通の文」の一番前に「Do」という言葉をつけ、あとはそのままの順に言うと「質問する文」になるのでしたね。
では、「質問する文」から「「どちらを」を尋ねる文」を作るにはどうするのでしょう。
「どちらを」を尋ねる人は、もちろん、「ネコを」好きということを知りません。そこで、「質問する文」の"cat(ネコ)"の部分を"which(どちらを)"にかえます。
そして which を文の一番前に持ってきます。
さらに文の最後に「, a dog or cat?(犬それともネコ?)」のように続けます。
そうすると「どちらを」を尋ねる文が出来上がるのです。
それでは練習問題を解くことにしましょう。
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