中学英文法

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不定詞の使い方:形容詞的用法

1. ...するための[するべき]...(不定詞:形容詞的用法)

Susan wants something to eat.

Susanは食べるための何かがほしい。(何か食べるものがほしい)。


「動詞」の直前に「to」という言葉を置いて「to+動詞の原型」という形にすると、「...するための」とか、「...するべき」いう意味に変わることがあるという話を学習します。


いくつか例を見てみることにしましょう。


「eat」は「食べる」という意味の動詞です。

この動詞の直前にtoという言葉を置いて「to eat」にすると「食べるための」という意味に変わることがあります。


「do」は「する」という意味の動詞です。

この動詞の直前にtoという言葉を置いて「to do」にすると「するべき」という意味に変わることがあります。


「see」は「見る」という意味の動詞です。

この動詞の直前にtoという言葉を置いて「to see」にすると「見るべき」という意味に変わることがあります。


このように、「to+動詞の原型」が「...するための」とか、「...するべき」いう意味になる場合は、普通、「to+動詞の原型」の前に「名詞」があります。

そして、「...するための...」とか、「...するべき...」という意味になります。

例を見ることにしましょう。。


「something」は「何か」という意味で、「to eat」は「食べるための」という意味です。

このとき、something の直後に to eat を置いて「something to eat」にすると「食べるための何か」という意味(つまり、「何か食べるもの」という意味)になります。


「homework」は「宿題」という意味で、「to do」は「するべき」という意味です。

このとき、homework の直後に to do を置いて「homework to do」にすると「するべき宿題」という意味(つまり、「やらなくてはならない宿題」という意味)になります。


「a lot of places」は「たくさんの場所」という意味で、「to see」は「見るべき」という意味です。

このとき、a lot of places の直後に to see を置いて「a lot of places to see」にすると「見るべきたくさんの場所」という意味(つまり、「見にいったほうが良いたくさんの場所」という意味)になります。


ここまでの例で、「名詞」直後に「to+動詞の原型」を置くと、「...するための...」とか「...するべき...」という意味になるということがわかってもらえたと思います。

(このような、動詞の直前にtoという言葉を置いて「to+動詞の原型」という形にしたものは「不定詞」と呼ばれています。

実は不定詞には3つの用法があります。今私達がここで学習しているのは「不定詞の形容詞的用法」と呼ばれるもので、「...するための...」とか「...するべき...」という意味になる用法です。)


それでは練習問題を解くことにしましょう。

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