1. 私は...します(普通の文)
ここでは「何かしらの動作を意味する言葉」を使い、私は…をしますという意味を表す文の作り方を学びます。
今回の例文
私は音楽が好きです。
では解説です
「何かしらの動作を意味する言葉ってなに?」って感じですよね。
難しく考える無くても大丈夫です。
例えば、「走る」とか「しゃべる」とか「聞く」とか「好む」とか「持つ」、「飼っている」…のような言葉のことです。
どれも、動作を表す言葉ですよね。
英語だと
- run 走る
- speak …をしゃべる
- listen to ...を聞く
- like …を好む
- have …を持っている、…を飼っている
のような単語になります。
では本題に入りましょう。
という文をもう一度よく見て下さい。
「like」は「好む」という意味の言葉です。
「music」は「音楽」という意味の言葉です。
そして、
というと
という意味になるのです。
英語で言葉を並べる順番を日本語と比べてみよう
日本語と英語では言葉を並べる順番がどのように違うのか見てみることにしましょう。
自然な日本語では
私は/音楽を/好む
というように言葉を並べますね。
ではここで、「英語で言葉を並べる順番」と同じにして日本語を並べてみましょう。すると次のようになりますね。
I /like /music. 私は/好む /音楽を
つまり、自然な日本語では
だれだれは/なになにを/好む
という順に言葉を並べます。
しかし、英語では
だれだれは/好む/なになにを
という順に言葉を並べるのです。
いくつか例を見てみましょう
「have」は「…を持っている」とか「(動物)を飼う」いう意味の言葉です。
この単語「have」を使う例を見てみることにします。
例1
例2
「play」は「(楽器)を演奏する」とか「(スポーツ)をする」いう意味の言葉です。
この単語「play」を使う例を見てみることにします。
例3
例4
繰り返しますが、日本語と英語では言葉を並べる順番が違います。
自然な日本語では
私は/ピアノを/弾きます
というように言葉を並べますね。
ですが、英語で言葉を並べる順番に合わせた日本語にすると
私は/弾きます/ピアノを
のようになります。
つまり、日本語では
だれだれは/なになにを/弾きます
という順に言葉を並べます。
しかし、英語では
だれだれは/弾きます/なになにを
という順に言葉を並べるのです。
注意
「楽器」を弾くと言いたいとき、楽器の名前の前に「the」という言葉を付けます。
ですから、「私はピアノを弾きます」と言いたければ、
となります。
しかし、バスケットボールなどの「スポーツ」をすると言いたいときには、スポーツの名前の前に「the」は付けません。
ですから、「私は野球をします」と言いたければ、
となります。
では次に、speak という言葉を使う例を見てみることにしましょう。
「speak」は「…をしゃべる」という意味の言葉です。
例5
また繰り返しますが、日本語と英語では言葉を並べる順番が違います。
自然な日本語では
私は/英語を/しゃべります
というように言葉を並べますね。
ですが、英語で言葉を並べる順番に合わせた日本語にすると
私は/しゃべります/英語を
のようになります。
つまり、日本語では
だれだれは/なになにを/しゃべります
という順に言葉を並べます。
しかし、英語では
だれだれは/しゃべります/なになにを
という順に言葉を並べるのです。