中学英文法

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He is ... / She is ... (be動詞の使い方:heやsheの文)

1. 彼は...です。 / 彼女は...です。

今回は、「彼は…です。/ 彼女は...です。」というときに英語ではどのように言うのか学ぶことにしましょう。

今回の例文

He is a doctor. / She is a doctor.

彼は医者です。 / 彼女は医者です。

では解説です

「he」は「彼は」という意味の言葉です。

「she」は「彼女は」という意味の言葉です。

「is」は「...です」という意味の言葉です。

あれっ?「です」は「am」とか 「are」というのを習ったんだけど?

と思った人もいるかもしれませんね。

実は、「am」も「are」も「is」も、「です」という意味です。

「I」の時に使うのは「am」で、

「you」の時に使うのは「are」

「he」と「she」のときに使うのは「is」

なのです。

というわけで、

He is ...

で「彼は...です」という意味になり、

She is...

で「彼女は...です」という意味になります。

ですから、

He is a doctor.

というと、

彼は医者です。

という意味になります。

また、

She is a doctor.

というと、

彼女は医者です。

という意味になります。

では次に、状態を表す言葉が出てくる場合も見てみることにしましょう。

次の文を見てください。

She is busy.

まず、おさらいをしておきます。

busy は「忙しい」という意味の言葉ですね。「忙しい」という状態を表しています。

「忙しい」は一個とか二個とか数えられるわけではありませんね。

ですから、このような言葉の前には a や an は付きません。

では話を戻します。

「she」は「彼女は」という意味の言葉です。

「is」は「...です」という意味の言葉です。

「busy」は「忙しい」という状態を意味する言葉です。

そして、

She is busy.

というと、

彼女は忙しいです。

という意味になります。

He is や She is は He's や She's に縮められる

ところで、 he is を短く縮めて he's にすることができます。

また、she is を短く縮めて she's にすることができます。

ですから、例えば次の2つの文は同じ意味です。

音声を聴くShe is a doctor.  彼女は医者です。
音声を聴くShe's  a doctor.  彼女は医者です。

また、例えば次の2つの文も同じ意味です。

音声を聴くShe is busy.  彼女は忙しいです。
音声を聴くShe's  busy.  彼女は忙しいです。

日本語と英語では言葉を並べる順番が違うことに注意しよう

自然な日本語では

彼は/医者/です。

というように言葉を並べますね。

ですが、「英語で言葉を並べる順番」に合わせて日本語を並べると、

He  / is  / a doctor.
彼は/ です/ 医者

のようになります。

つまり、自然な日本語では

だれだれは/なになに/です

という順に言葉を並べます。

しかし、英語では

だれだれは/です/なになに

という順に言葉を並べるのです。

いくつか例を見てみましょう

例1

音声を聴くHe is Tom.  彼はTomです。
音声を聴くHe's  Tom.   彼はTomです。

例2

音声を聴くHe is a musician.  彼はミュージシャンです。
音声を聴くHe's  a musician.  彼はミュージシャンです。

例3

音声を聴くHe is kind.  彼は親切です。
音声を聴くHe's  kind.  彼は親切です。

例4

音声を聴くShe is Susan.  彼女はSusanです。
音声を聴くShe's  Susan.  彼女はSusanです。

例5

音声を聴くShe is a teacher.  彼女は先生です。
音声を聴くShe's  a teacher.  彼女は先生です。

例6

音声を聴くShe is happy.  彼女は幸せです。
音声を聴くShe's  happy.  彼女は幸せです。

「Tom は…」とか、「Susan は…」とか言いたいときは?

Tom が男性だとしたら、文の中では Tom という言葉は he(彼は)と同じ役割を果たします。

ですから、先に学んだ文と同じやり方で文を作ることができます。

例えば、

Tom   / is  / a doctor.
Tom は/ です/ 医者

とか

Tom   / is  / kind.
Tom は/ です/ 親切

のように言うことができます。

Susan の場合も同様です。

Susan が女性だとしたら、文の中では Susan という言葉は she(彼女は)と同じ役割を果たします。

ですから、先に学んだ文と同じやり方で文を作ることができます。

例えば、

Susan   / is  / a musician.
Susan は/ です/ ミュージシャン

とか

Susan   / is  / busy.
Susan は/ です/ 親切

のように言うことができます。

それでは練習問題を解くことにしましょう。

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He is ... / She is ... (be動詞の使い方:heやsheの文)