1. これは(あれは)...です。(普通の文)
This (これ)や That(あれ)という言葉を使って、「これは…です」とか「あれは…です」ということを英語ではどんなふうに言うのか学ぶことにしましょう。
今回の例文
これは(一台の)カメラです / あれは(一台の)カメラです。
では解説です
This is ...
「This」は「これは」という意味の言葉です。
「is」は「です」という意味の言葉です。
そして、
というと、
という意味になります。
例えば、「(一台の)カメラ」は英語で「a camera」ですから、
と言う意味になるわけです。
That is ...
「That」は「あれは」という意味の言葉です。
「is」は「です」という意味の言葉です。
そして、
というと、
という意味になります。
例えば、「(一台の)カメラ」は英語で「a camera」と言えばよいのですから、
という意味になります。
a とか an って何?
camera は カメラという意味の言葉です。ところで、camera の前に a という言葉がついていますね。
実は、a は「一つの」とか「一人の」という意味の言葉です。
そして、a camera で「一つのカメラ」という意味になるのです。
英語は、camera(カメラ)のように個数を数えることができる単語や ssudent(生徒、学生) のように人数を数えられる単語を使うとき、一個(一人)の話をしているのか複数の話をしているのかということを気にする言葉です。
例えば、一つのcamera(カメラ)というときには camera の前に a をつけて a camera と言います。
また例えば、一人の student(生徒。学生)というときには student の前に a をつけて a student と言います。
ところで、実は、an も「一つの」とか「一人の」という意味の言葉です。
そして、ある決まりによって、a と an を使い分けるようになっています。
a と an はどのように使い分けるの?
では次のいくつかの例を見てみましょう。
a がつく単語の例
an がつく単語の例
上に出てきた例を自分で発音してみるとわかるのですが、 an がつく単語はどれも母音、つまりアイウエオの音から始まる単語です。
This と That の使い分け
「this (これは)」は近くのものを指す時に使い、「that(あれは)」は遠くのものを指す時に使います。
英語で言葉を並べる順番を日本語と比べてみよう
日本語と英語では言葉を並べる順番が違うことに注意しましょう。
自然な日本語では
これは/(一台の)カメラ/です
というように言葉を並べますね。
では、今回学んだ英語の文ではどうだったのか思い出してみましょう。日本語と並べて書いてみると次のようになりますね。
This / is / a camera. これは/です/(一台の)カメラ
つまり、自然な日本語では
これは/なになに/です
という順に言葉を並べますが、
英語では
これは/です/なになに
という順に言葉を並べるのです。