3. はい、そうです。/ いいえ、違います。(答え方)
「Is this ...? (これは...ですか?)」とか「Is that ...? (あれは...ですか?)」と質問されたとき、どんなふうに答えればよいのか学ぶことにしましょう。
今回の例文
これはカメラですか? / はい、そうです。
では解説です
「はい、そうです」と答えるには
「Is this ...? (これは...ですか?)」とか「Is that ...? (あれは...ですか?)」と質問されたとき、
と答えるには、
と言います。
「Yes」 は「はい」という意味の言葉ですね。
ところで、「it」という言葉も出てきていますね。詳しく説明することにしましょう。
次の2つの文を見てください。
はじめてお目にかかるかもしれませんが、「it」は「それは」という意味の言葉です。また、「is」は「です」という意味の言葉でしたね。
ですから、Yes, it is.という文を詳しく見てみると、次のようになっていることがわかります。
Yes, / it / is. はい /それは /です。
つまり、
と聞かれて、「はいそうです」と答えるとき、英語では、it(それは)という言葉が登場し、
という言い回しになっているのです。
「いいえ、違います」と答えるには
「Is this ...? (これは...ですか?)」とか「Is that ...? (あれは...ですか?)」と質問されたとき、
と答えるには、
とか、
とか、
と言います。
では次の2つの文を見てください。
先にも説明しましたが、「it」は「それは」という意味の言葉でしたね。
そしてここで注意してほしいのが isn't という言葉です。
たしか、is は「...です」という意味の言葉でしたね。
そして実は、 isn't は 「...ではありません」という意味の言葉なのです。
ですから、No, it isn't.という文を詳しく見てみると、次のようになっていることがわかります。
No, / it / isn't. いいえ/それは/ではありません。
さて、次に、No, it is not. という答え方について詳しく見てみることにしましょう。
実は、isn't は is not という2つの単語を縮めたもの(短縮形)なのです。
つまり、isn't と is not は同じ意味で、どちらも「...ではありません」という意味です。
ですから、やはり
No, / it / is not. いいえ/それは/ではありません。
というようになっているのです。
さらにもう一つの答え方、No, it's not.についても詳しく見てみることにしましょう。
実は、it's は it is という2つの単語を縮めたもの(短縮形)なのです。
ということは、it's not と it is not は同じ意味で、it isn't とも同じ意味です。どれも「それは...ではありません」という意味です。
で、not とは?
単語の前や後ろに not をつけると、単語の意味が「否定の意味」に変わります。
例えば、今回学習している話でいうと、
の後ろに not をつけると
という意味になるのです。
not は is 以外の単語のあとにつくこともたくさんありますし、単語の前につくこともあります。でも、ここではこれ以上深入りしないようにしておきます。
答えるときには This(あれは…)や That (あれは…)が it (それは…)になる
もう一度繰り返して言いますが、「it」は「それは」という意味の言葉でしたね。
実は、英語では、「すでに話題に出たもの」について言うとき、「this(これは)」や「that(あれは)」のような言葉は、「it(それは)」という言葉に置き換えられてしまうのです。
つまり、「Is this ...?(これは...ですか?)」とか「Is that ...?(それは...ですか?)」のように聞かれたら「Yes, it ...(はい、それは...)」とか「No, it ...(いいえ、それは...)」のように答えるようになっています。