中学英文法

学校の授業で困っているひとのためのウェブサイト
I am ... You are...(be動詞の使い方)

1. 私は...です。

今回は、「わたしは…です。」というときに英語ではどのように言うのか学ぶことにしましょう。

今回の例文

I am Kenji.

私はけんじです。

では解説です

「I」は「私は」という意味の言葉です。

「am」は「...です」という意味の言葉です。

そして

I am ...

のように言葉を並べると

私は...です。

という意味になります。

ですから、

I am Kenji.

というと、

私はけんじです。

という意味になります。

I am ... は I'm に縮められる

次の文を見て下さい。

I'm Kenji.

実は、I'm は I am を縮めたものです。(短縮形)

ですから、この英文も「私はけんじです。」という意味です。

いくつか例を見てみましょう

例1

音声を聴くI am Tom.  私はTomです。
音声を聴くI'm Tom.   私はTomです。

例2

音声を聴くI am Yuta Okada.  私は岡田裕太です。
音声を聴くI'm Yuta Okada.  私は岡田裕太です。

例3

音声を聴くI am a student.  私は生徒(学生)です。
音声を聴くI'm a student.  私は生徒(学生)です。

student は 生徒とか学生という意味の言葉です。ところで、student の前に a という言葉がついていますね。

実は、a は「一人の」とか「一つの」という意味の言葉です。

そして、a student で「一人の生徒(学生)」という意味になるのです。

補足:英語は、student (生徒、学生)のように人数を数えることができる単語や notebook(ノート) のように数を数えられる単語の場合、一人(一個)の話をしているのか複数の話をしているのかということを気にする言葉です。そして、例えば、一人の student(生徒。学生)というときには student の前に a をつけるようになっています。このことについてはいずれどこかで学習します。

例4

音声を聴くI am fine.  私は元気です。
音声を聴くI'm  fine.  私は元気です。

fine は「元気である」という状態を表す言葉です。

ここで少し注意をしておきます。

前の例に出てきた student「学生」は一人、二人…と数えることができるので、一人の学生というつもりで a をつけて、 a student と言っていましたね。

でも、fine(元気である)って数えようがない言葉ですよね。ですから、こういう言葉の前には a はつけないのです。

例3

音声を聴くI am busy.  私は忙しいです。
音声を聴くI'm  busy.   私は忙しいです。

busy は「忙しい」という状態を表す言葉です。

busy(忙しい)も数えようがない言葉なので、前に a はつきません。

英語で言葉を並べる順番を日本語と比べてみよう

日本語と英語では言葉を並べる順番がどのように違うのか見てみることにしましょう。

自然な日本語では

私は / けんじ / です。

という順番で言葉を並べますね。

ではここで、「英語で言葉を並べる順番」と同じにして日本語を並べてみましょう。すると次のようになりますね。

I   /am  /Kenji.
私は/です/けんじ

つまり、自然な日本語では

だれだれは / なになに / です

という順に言葉を並べますが、

英語では

だれだれは / です /なになに

という順に言葉を並べるのです。

補足:英語では姓と名のどちらを先に言うの?

欧米人の名前は普通、名が先で姓が後です。

例えば、Jane Smith であれば、Jane が名で Smith が姓ですね。

そして日本人の名前を英語で言う場合も、このやり方に合わせて名を先に言い、姓を後に言うのが習慣になっていました。

例えば「佐藤ともゆき」はTomoyuki Satoとなるわけです。

ただし近年、日本人の名前を英語で名前を言うときに、日本語と同じように姓を先に言い、名を後に言うことも増えてきました。

つまり「佐藤ともゆき」を英語で言うときにも、そのままの順番で、Sato Tomoyukiと言うことも多くなってきています。

それでは練習問題を解くことにしましょう。

練習問題に進む →

この単元の目次

I am ... You are...(be動詞の使い方)