中学英文法

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I am ... You are...(be動詞の使い方)

5. 私は...ではありません。(否定する文の作り方)

英語で「わたしは...ではありません」という文(否定文)を作りたいとき、言葉をどのような順番で並べれば良いのか、普通の文(肯定文)と比べながら学ぶことにしましょう。

今回の例文

I'm not a teacher.

私は先生ではありません。

では解説です

まず、前置きの話です。

「teacher」は「先生」という意味の言葉です。

英語は個数や人数を気にする言葉ですから、一人の場合の話をするときは「a」を付けて「a teacher」とするのでしたね。

では、本題に入りましょう。

次の2つの文をくらべてください。

音声を聴くI am     a teacher.  私は先生です。
音声を聴くI am not a teacher.  私は先生ではありません。

上の文は前に学んだ「普通の文」で、下の文が今回学ぶ「否定する文」です。

これを見るとわかるように、

と否定する文になります。

ところで、前に学んだことですが、

I am は I'm のように短く縮めることができる

のでしたね。

ですから、次の2つの文は同じ意味です。

音声を聴くI am not a teacher.  私は先生ではありません。
音声を聴くI'm  not a teacher.  私は先生ではありません。

それでは次に、状態を表す単語が出てくる例を見てみましょう。

次の2つの文をくらべてください。

音声を聴くI am     tired.  私は疲れています。
音声を聴くI am not tired.  私は疲れていません。

上の文は「普通の文」で、下の文が「否定する文」です。

やはりこれを見るとわかるように、

と否定する文になります。

ところで、前に学んだことですが、tired は「疲れている」という状態を表す単語なので、前に a をつける必要がないことにも注意しましょう。

また、これも前に学んだことですが、

I am は I'm のように短く縮めることができる

のでしたね。

ですから、次の2つの文は同じ意味です。

音声を聴くI am not tired.  私は疲れていません。
音声を聴くI'm  not tired.  私は疲れていません。

ではもう少し例を見てみましょう

職業を否定する

例1

doctor 医者

音声を聴くI am     a doctor.   私は医者です。
音声を聴くI am not a doctor.   私は医者ではありません。

例2

musician ミュージシャン(音楽家)

音声を聴くI am     a musician.  私はミュージシャンです。
音声を聴くI am not a musician.  私はミュージシャンではありません。

状態を否定する

例3

fine 元気である(状態)

音声を聴くI am     fine.  私は元気です。
音声を聴くI am not fine.  私は元気ではありません。

例4

sad 悲しい(状態)

音声を聴くI am     sad.  私は悲しいです。
音声を聴くI am not sad.  私は悲しくありません。

I am not を I'm not と縮めて言ってみる

例5

pianist ピアニスト(職業)

音声を聴くI am not a pianist.  私はピアニストではありません。
音声を聴くI'm  not a pianist.  私はピアニストではありません。

例6

busy 忙しい(状態)

音声を聴くI am not busy.  私は忙しくありません。
音声を聴くI'm  not busy.  私は忙しくありません。

それでは練習問題を解くことにしましょう。

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